ジブチへようこそ

 “共感と調和の中でこそ、私たちは発展へのあらゆる課題に立ち向かうことができるのだ。” 

イスマイル・オマール・ゲレ大統領閣下
ジブチ共和国大統領
政府首脳

ジブチはアフリカの角、アラビア半島に面した国である。 1997年、国民の多数がフランスからの独立を支持し、独立主権国家となった。ジブチは立憲共和制国家である。 政府首脳でもある大統領は直接普通選挙によって選出され、任期は6年。立法権は国民議会にあり、国民議会は普通選挙で選出された65人の議員からなる1会派で構成され、任期は5年である。 ジブチの独立した司法機関と憲法評議会は憲法の優位性を保証し、オンブズマン事務所は、ジブチ国民が何らかの不満を抱いた場合に、平和的な救済に迅速かつ容易にアクセスできるようにしている。このような強固かつ迅速な枠組みにより、ジブチは独立以来、政治的安定を維持し、大きな社会的進歩と経済発展を遂げてきた。

鉱物資源や天然資源に恵まれていない現代のジブチは、紅海を経由してヨーロッパとアジアを、そしてアフリカとインド洋の湾岸諸国を結ぶ交易と通信の十字路としての伝統的な役割の上に繁栄を築いている。 政府の「ビジョン2035」プロジェクトは、この野心的だが達成可能な目標を実現するための道路、港湾、空港、通信インフラ網の開発計画を定めている。

地政学的な宿命を背負うジブチは、国際社会の積極的な一員であり、同地域での人道・治安活動に貴重な支援を提供してきた。